2005-02-26 ハーゲン・クァルテット 演奏会 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131 ルーカス・ハーゲン(1st.ヴァイオリン) ライナー・シュミット(2nd.ヴァイオリン) アイリス・ハーゲン(ヴィオラ) クレメンス・ハーゲン(チェロ) 印象としては昨日と同一。ベートーヴェンの精髄と向かい合った喜悦と疲労。これこそクラシック。多少のミスを辞さず、この楽譜に深く鋭く、そしてまっすぐに切り込んだハーゲン・クァルテット、その意気や良し。客の質は今日の方が良かった。いやあ音楽って本当に素晴らしいですね。Op.130のフィナーレが結局聴けなかったのは少々残念(アンコールに弾くかなと期待していたんですが)。 次回来日時には、ヴェロニカを交えた本来の姿で是非再見したい。