2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧
23日のNHK交響楽団の定期演奏会で、音楽監督アシュケナージが左手に指揮棒を5cm程度突き刺していたようである。さすがにいかがなものかと。
月が昇るとき (晶文社ミステリ)作者: グラディス・ミッチェル,好野理恵出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2004/09/30メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (11件) を見る グラディス・ミッチェル待望の訳出第三弾。彼女はそのオフビート感覚が…
ネット復帰は12月までずれ込みそうです……。
10月中は基本的に更新停止の方向で動きますので、よろしくお願いします。それではまたお会いしましょう。
園田高弘には興味がないけれど、訃報の新聞記事等に「国際的ピアニスト」とあるのを見て考え込んでしまった。もちろんクラヲタであれば、彼が国際的な活躍などしていないことは周知の事実だ(国際的云々と演奏の良し悪しはまったく別の事柄ではある。私は園…
まさか買い替え? いやあ、ちょっと二の足踏むなあ。
夏の名残りの薔薇作者: 恩田陸出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/09/25メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (96件) を見る 山頂の豪奢なホテルにおける、奇怪な事件。 手法自体は極めて前衛的だが、この作者はそんなものより語り口のう…
螢坂作者: 北森鴻出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/22メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (33件) を見る ビアバー香菜里屋を舞台にした、連作短編集。ミステリ仕立てのちょっといい話が詰まっている。そういうのが好きな人には楽し…
薔薇密室作者: 皆川博子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 154回この商品を含むブログ (26件) を見る 私が知る現役女流作家の最高峰。ということはつまり、あらゆる現役作家の最高峰の一つであるということだ。…
生首に聞いてみろ作者: 法月綸太郎出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (229件) を見る 先月は、綾辻・山口・歌野と来て法月まで新刊を出したあり得ない月だったわけだが、この中で作品水準が一番…
年に一度あるかないかだが、東京以外の演奏会についても真剣に「羨ましい」と思うことがある。23日〜24日に知恩院で催される、ルチアーノ・ベリオの《セクエンツィア》全曲演奏会は、今年におけるその希少な例だ。これがどれほど素晴らしいイベントか理解し…
名無しのヒル (ハヤカワ・ミステリ文庫)作者: シェイマス・スミス,鈴木恵出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/09/23メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (6件) を見る 完全な濡れ衣で投獄された、アイルランド人の若者。彼が監獄で七転八倒…
七月七日作者: 古処誠二出版社/メーカー: 集英社発売日: 2004/09/24メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (32件) を見る 例によって戦争もの。日系アメリカ兵から見た、サイパンの戦い。 エピソードの積み重ねによって、あの戦争の悲劇・惨…
魔王城殺人事件 (ミステリーランド)作者: 歌野晶午出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/23メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (57件) を見る 少しだけ状況改善。とはいってもまだ相当重く、不安定である。しかし、感想を書くなら書くで…
めちゃくちゃ重い。すぐ自動再起動するし。なぜだ。 というわけで、11月までおさらばかと。すいません。
屍の王 (角川ホラー文庫)作者: 牧野修出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る 話が徐々に混沌としてゆくホラー小説。ただし、意味不明になる寸前で踏みとどまり、話の整合性を辛…