バッハ・コレギウム・ジャパン第82回定期演奏会
東京オペラシティコンサートホール タケミツ・メモリアル:15時〜
- J.S.バッハ:カンタータ第43番《神は天へと昇る、歓呼の声とともに》BWV43
- J.S.バッハ:カンタータ第88番《見よ、私は多くの漁師を遣わし》BWV88
- J.S.バッハ:カンタータ第146番《われらは多くの苦難を経て神の国に入らねばならない》BWV146
- レイチェル・ニコルズ(ソプラノ)
- ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
- ゲルト・テュルク(テノール)
- ペーター・コーイ(バス)
- バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱+管弦楽)
- 鈴木雅明(指揮)
初めて聴く曲ばかりでしたが、正確に言うとBWV146冒頭にはチェンバロ協奏曲BWV1052と同じ音楽が流れるので、楽器編成の違いはあるが、ここだけは聴いたと言えないこともない。客席にはトン・コープマンがいましたね。
演奏はバッハ・コレギウム・ジャパンお得意の、蒸留水の如き上品なもの。激烈なものは何もないけれど、明らかに足りないものもな……いやまてよ。器楽奏者に技術はないな。ただバッハの曲自体はじっくり、綺麗に聴くことができて良かったと思う。まあ普段着のバッハという奴ですよ。