不壊の槍は折られましたが、何か?

ミステリ書評家のブログのはずだが……。

宣誓

 容疑者X論争や翻訳ミステリなど、ここしばらく、ミステリ界における様々な問題が燻り出されきた。本日記では従来、これらについては大っぴらには言及してこなかった。このこと自体は将来にわたっても変わらないだろう。しかし私は、ここに以下を宣誓する。

  • 笠井潔二階堂黎人仁賀克雄、つずみ綾の四名(以下「対象者」という)には、今後びた一文払わない。
  • 対象者の著作物は、創作・翻訳・評論・解説・紹介文・選評の如何を問わず、今後一切新刊書店では購入しない。
  • 対象者の著作物を入手する場合は、古書店での購入、図書館からの貸借、知人からの貸借、知人からの譲受等、対象者に経済的利益が一切生じない方法によってのみおこなう。
  • 対象者の著作物であること知らずに新刊書店で購入した物件は、速やかに新古書店に売却する。

 上記宣誓は、対象者の死によって、当該死した対象者に関してのみ解除される(ただし、仁賀克雄とつずみ綾の翻訳物件については、死によっても解除されない)他、いかなる状況下においても私を生涯拘束する。また、私の死後も、相続人が本宣誓に則って私の財産を適正に消費するよう、私は遺言等で可能な限り手当て等に努めねばならない。
 以上である。
 撤回しました(06/10/07)。