新日本フィルハーモニー交響楽団
- 松田奈緒美(ソプラノ)
- 永田峰雄(テノール)
- クレメンス・ザンダー(バリトン)
- 栗友会合唱団
- NHK東京児童合唱団
- クリスティアン・アルミンク(指揮)
《タンホイザー》序曲からしてなかなか良い演奏。あっさりとしていたが、こういう清潔感のある方がこの曲は良いと思いますです。オケも概ね好調で、技術精度には改善の余地はあるものの、音楽の魅力を損なうほどではない。さて、本日の白眉はやはり《カルミナ・ブラーナ》。迫力たっぷりで、合唱は技量面でも大健闘。松田奈緒美のソプラノは良かったと思うが、男声の方はまあ普通。つーかテノールには正直不満。もっと裏声を出してください。しかし、オケと合唱はホットな演奏で、満足した。