東京交響楽団+京都市交響楽団
- トーマス・ステュードベイガー(ヴァルデマール王)
- グィネス-アン・ジェファーズ(トーヴェ)
- 坂本朱(山鳩)
- 長谷川顕(農夫)
- 吉田浩之(道化師クラウス)
- ヨズア・バーチュ(語り)
- 東響コーラス(合唱)
- 大友直人(指揮)
最初に、岩城宏之と佐藤功太郎を追悼すると大友直人が発言し、照明が落とされた中、《エア》が演奏された。拍手を控えるような指示は特になかったが、聴衆も空気を読んで拍手せず。趣旨が趣旨なので、演奏内容については一切コメントしない。
仕切り直して《グレの歌》。音の洪水に圧倒され(ややもするとソリストの声が聞こえないのはこの曲の仕様です)、演奏の良し悪しなど判断できない。つーかいい意味で疲れました。合同演奏会ということでアンサンブルがもうちょっと崩れるかと思ってたが、結構よくまとまって、いい音を出していたと思う。……合唱はちょっとバランスが悪かったような気がしたが、まあ聞き苦しいほどじゃないし、十二音的になる部分とかよく頑張っていた。