2006-05-28 ブロンフマン・シャハム・モルク トリオ 演奏会 シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898 チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50《偉大な芸術家の思い出に》 イェフィム・ブロンフマン(ピアノ) ギル・シャハム(ヴァイオリン) トゥルルス・モルク(チェロ) もちろん室内楽らしい協調もしつつ、三者一歩も譲らぬ真剣勝負といった緊張感も漲る、素晴らしい演奏であった。やはりこのクラスの人がトリオ組むと、凄いことになります。一方で、シューベルトの天才的な旋律を、本当に美しく表出していたのも流石。表現がちょっと明るかったような気もするが、正直何の不満もありません。全員がこれほどのレヴェルで揃っているトリオに出会うことが、今後あり得るのだろうか。