2006-04-19 NHK交響楽団 演奏会 シベリウス:交響詩《フィンランディア》Op.26 ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61 シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39 リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン) シャルル・デュトワ(指揮) ヴァイオリンのソロも含め、勢いとスケールで一気に聴かせた印象。瑕も散見されたが、表現意欲が強く打ち出されていたのは良かったと思う。特にヴァイオリンのソロと交響曲は情熱的な演奏で、個人的には非常に満足した。……ただ、シベリウスっぽい冷たい感覚というものは全然なかったので、期待外れだった向きもあるでしょうな。 ただ、シンバルは明らかに糞。音が鳴るたびにすげえ不愉快。あれだったら、会場にいた客は誰でも代役可。もちろんこの私でさえもだ。 フルートの1番がなぜか高木綾子だった。ふむ、病欠者の代役ですか……。隣に座る茂木が嬉しそうだったのが印象に残った。