2006-04-08 バッハ・コレギウム・ジャパン 演奏会 J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV.244b クリスティーナ・ランズハーマー、藤崎美苗(ソプラノ) ロビン・ブレイズ、上杉清仁(カウンターテナー) ゲルト・テュルク、ヨハネス・クリューザー(テノール) ペーター・コーイ、浦賀智之(バス) ゲルト・テュルク(エヴァンゲリスト) 鈴木雅明(指揮) 声楽と器楽を2グループに分け、合唱の中にソリストもいる形(ソロの場面ではずずいと前に出て来る)。ただし通奏低音は1グループ。 なかなかしっかりした演奏で良かったと思う。確かに細部には色々と瑕はあったが、音楽のフォルムを損なうほどではなかったし、皆さん声がしっかり出ていたので問題なし。曲のせいもあろうが、進むにつれて熱も入って来て良かった。なお全体的に歌詞重視の演奏で、エヴァンゲリストもそれに沿い、歌というよりは語りであった。一箇所、咳き込んでいたのが残念。 いずれにせよ、なかなか聴かせました。機会があれば他の曲でも聴いてみたい団体と思いましたです。