2006-03-21 東京都交響楽団 演奏会 モーツァルト:交響曲第31番ニ長調《パリ》K.297(300a) モーツァルト:レチタティーヴォとアリア《心配しないで、愛する人よ》K.505 マーラー:交響曲第4番 林美智子(ソプラノ) 広上淳一(指揮、フォルテピアノ) 広上の指揮がリズム重視路線で、かつオケの鳴りもいい具合でコントロールされていた。そして林美智子の声も綺麗、ディクションも(少なくとも日本人日本人していないことがわかる程度には)良い。というわけで聴いていて非常に心地よく、楽しい演奏会であったといえよう。欲を言えばモーツァルトはもうちょっと細かくニュアンス付けても良かったように思うし、マーラーのこの曲はそれほど好きではないのだが、こういう発言は野暮なわけで。