タリス・スコラーズ

1. タリス：使途らは口々に
2. タリス：エレミアの哀歌Ⅰ
3. ホワイト：エレミアの哀歌Ⅱ
4. ホワイト：主が御身のことを聞きたまわんことを
5. バード：主よ、認めたまえ
6. タリス：主よ、御身が手に
7. タリス：おお、救い主なるいけにえよ
8. タリス：おお、光より生まれし光
9. タリス：めでたし、けがれなき乙女
10. （アンコール）パーセル：Hear My Prayer, Oh Lord

• デボラ・ロバーツ（ソプラノ）
• ジャネット・コックスウル（ソプラノ）
• テッサ・ボーナー（ソプラノ）
• サリー・ダンクリー（ソプラノ）
• キャロライン・トレヴァー（アルト）
• パトリック・クライブ（アルト）
• アンドルー・カーウッド（テノール）
• ニコラス・トッド（テノール）
• ドナルド・クレイグ（バス）
• フランシス・スティール（バス）
• ピーター・フィリップス（指揮）

　月曜に引き続き、本日も素晴らしい演奏でした。心洗われるような清廉な音楽。
　着目すべきは、メンバーのロートルぶり。老人の域に足を踏み入れた方も含まれていたが、声には何の不満もない。年齢って実はそれほど関係ないのだろうか。少なくとも、力強いかどうかとはまた別の、良い歌であったかどうかのレベルでは。
　こういうことがあるのならば、やはり秋の某歌手引退公演には立ち会ったほうが良いのかも知れない……。