ベルリン交響楽団
- エリアフ・インバル(指揮)
指揮者もオケ(の数名)もなんか体調が悪そうでしたね。
「だから」と言っていいのかわからないが、うーーん、微妙。確かに筋の良さと緊張感は感じられたのだが……。第一楽章とフィナーレは、静謐だったり音色にはっとさせられたりしてそれなりに聴かせたが(特に、第一楽章の最初の管の掛け合いと、フィナーレのコーダ弱音部とか)が、それ以外がどうも中だるみ。基本的には白々と演奏を聴いていた。一般参賀が二度も起きてたので、座席または俺の耳ないし頭の問題かもしれない。駄目な演奏だったとは思いませんけど、オケがもうちょっとうまかったらなあ……。(良かったのは、ヴィオラの首席、フルート首席かな)