パリ・シャトレ座
- ラモー:歌劇《レ・パラダン》
- アティス(テノール):トピ・レティプ
- アルジ(メゾ・ソプラノ):ステファニ・ドゥスラック
- ネリーヌ(ソプラノ):アンナ・バヨディ
- 妖精マント(テノール):フランソワ・ピオリーノ
- オルカン(バリトン):ジョアオ・フェルナンデス
- アンセルム(バス):ルネ・シレール
- 管弦楽・合唱:レザール・フロリサン
- 指揮:ウィリアム・クリスティ
- 演出・舞台美術・ビデオ:ジョゼ・モンタルヴォ
- 振付:ジョゼ・モンタルヴォ、ドミニク・エルヴュ
最高三段構えの雛壇になる奥の壁をスクリーンとして、動物や人々が跳ねたり走り回る動画を間断なく映す。そして舞台上では、カラフルな服を着た人々が、物語の内容と関係を薄く保ちつつ、踊る・踊る・踊る。なかなかアホで面白い舞台でした。
歌手は普通。アンセルム役の人はちょっと不調だったのではないか。そして管弦楽は素晴らしかった! キリリと引き締まった凛とした音を出していました。カーテンコールではクリスティ本当に機嫌良さそうで、すぐにキレると評判の恐ろしさはあま窺えませんでした。