2006-10-17 大空魔艦/海野十三 小説 怪鳥艇 (海野十三全集 第9巻)作者: 海野十三出版社/メーカー: 三一書房発売日: 1998/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る 模型飛行機が大好きな少年・丁坊は、ある日、年下の友人が発見した、空から落ちて来た物体を調べに行った。すると怪しい男たちが現れて、丁坊を攫ってしまう。彼が連行されたのは大空魔艦。120名もの兵士が搭乗する、巨大な戦闘飛行機であったのだ……! 北極を舞台に、怪しい外国の陰謀を日本兵と少年が打ち砕くという、例によって都合よさ過ぎで、読みやすくて、荒唐無稽な物語。極地の寒冷をなめているとしか思えない進軍や、大空魔艦側のいまいち意図がわからん作戦とかは、ネタ視して楽しむべきなのである。