不壊の槍は折られましたが、何か?

ミステリ書評家のブログのはずだが……。

2005-07-10から1日間の記事一覧

愚者のエンドロール/米澤穂信

(角川文庫版;はまぞう未登録) 古典部シリーズ第二作。とあるクラスが作りかけ・撮りかけの映画。しかし脚本家は倒れてしまった。オチを《発見》すべく、古典部の四人は《女帝》の依頼を受けて調査を開始する。 斜に構えた奉太郎視点の語り口が、相変わら…